こんにちは、ゆりです。
今日は春の味覚であるネマガリダケの簡単で安全な向き方を紹介します。
ネマガリダケとは
簡単に説明すると笹のタケノコです。一般的なタケノコとは孟宗竹といって太い竹のタケノコですが、ネマガリダケとは笹のタケノコなのでとても細いです。
日本では東北や北海道でよく収穫することが出来、5月~6月に収穫することが出来ます。しかし野生のネマガリダケを収穫する注意点として、この時期は野生の熊が冬眠から覚めて、大好物のネマガリダケを探しています。そこで腹ペコの熊と遭遇して襲われてしまう事故が多発しています。初めての方は経験者と必ず同行してください。
地域によって別名があります。そもそもネマガリダケというのが別名で、正式な和名はチシマザサと呼ばれます。別名としてネマガリダケ、ヒメダケ、ツキヤマダケとも呼ばれているようです。
簡単な皮むき方法
通常のタケノコもそうですが、ネマガリダケも皮むきが面倒です。
そんな面倒な皮むきを簡単にする方法とは、ピーラーを使います。
根本の方から穂先に向かって数回、ピーラーをするだけです。すると本来であれば根本から1枚ずつ剥かなければならない皮をいっぺんに剥くことが出来ます。
タケノコの節が薄っすらと見えるくらいまで剥けば剥がしやすいです。
両手でネマガリダケを持って、親指で切れ目を押さえて、中指と薬指を手前にぐっと押すとペロンとタケノコが出てきます。
このような作業は1回で成功するとは限りません。何度かやってみるとコツを掴めるのでどんどん挑戦してみてください。
私は5本くらいしたらなんとなくコツが掴めました。
こんな感じにペロンと出てきます。この方法であれば、剥いた皮が散乱することもないので、後片付けも楽なのではないかと思います。
もっと近くで撮影してみました。より節が出るようにピーラーしました。
コツとしては根本だけでなく、先端までしっかりとピーラーすることでペロンと出しやすいことが判明しました。
ピーラーしたのと反対側から押し出してあげるとペロンと出てきます。
この状態までできることが慣れてしまえば、後はどんどん行いましょう。私は全部で30本したのですが、最初は試行錯誤して1本あたり2分くらいかかりましたが、最後は1本30秒くらいで剥けるようになりました。
茹で方と保存方法
全て剥くことが出来たらあとは茹でて保存するだけです。と言ってもそんなに難しいことはありません。とても簡単です。
茹で方
まずは大きめの鍋を用意して水を張り沸騰させます。
水が沸騰したらネマガリダケを投入して蓋をして10分間茹でます。
10分立ったら、火を切って、そのまま冷めるまで放置します。時期にもよりますが、3時間位放置すれば冷めます。
時間がない方は茹で終わってからすぐに次の工程に進んでも良いですが、少しもエグミを残したくない場合は冷えるまで待つ方法が良いと思います。
保存方法
粗熱が取れたら、タッパーにネマガリダケをいれて、水をひたひたにいれてください。あとはそのまま冷蔵庫にいれて保存します。
タッパーの水は1日1回交換することを推奨します。そうすることで5日間ほど保存ができます。
食べ方
ネマガリダケの食べ方は地域によって様々あります。
炊き込みご飯、味噌汁、天ぷらや煮物など色々とありますが、簡単なのはそのままの状態に醤油やマヨネーズ、マスタードなどをつけて食べる方法です。
夜のおつまみに抜群だと思います。
今度、試してみたいのは皮がついたまま焼いてから食べる方法があるようです。この時期にバーベキューをするタイミングがあれば挑戦したいと思います。
皆さんも是非、この時期になりましたら春の味覚を味わってみてはいかがでしょうか。
通販やフリマサイトでも購入することが出来ます。フリマサイトのほうが若干安く購入できると思うので、挑戦してみてください。
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