こんにちは、ゆりです。
今日は、みんな大好きソーダストリームをコスパ最強で運用する方法をお伝えします。
ソーダストリームのガスシリンダーが空になったら最寄りの取扱店に持っていくことで満タンのガスシリンダーと交換してくれます。その時の費用は2160円です。これで約60リットルの炭酸水を作ることができます。1リットルあたり約36円ですね。この金額はペットボトルで買うよりも少し安いですよね。
しかしコスパをもっと上げる方法がありますそれは業務用の二酸化炭素を購入してソーダストリームのガスシリンダーに詰め替えることです。
業務用の二酸化炭素とは通称ミドボンと呼ばれるものです。今回これを購入して詰め替えたのでその成功と失敗を皆さんにお伝えします。
ミドボンは酒屋さんで購入する事ができます。ボンベ自体の保証金約5000円、中身3000円前後です。ボンベを返却すれば保証金は返ってくるので二酸化炭素自体は約3000円で5kgも入っています。
ソーダストリームは410gで2160円なのでその差は歴然ですよね。
このブログの購読者からの情報でミドボンは業務スーパーでも取り扱っている店舗もあるとのことです。ただ全店ではないようなので問い合わせてみてください。
これが失敗。使えなかった接続パーツ
まずは私なりにどうやってミドボンとガスシリンダーを接続するかを調べてみました。すると接続パーツなるものが約1500円前後で売っていたのでそれを購入していました。その接続パーツにはソーダストリームの詰め替え方法が載っていました。

サイズ的にはとても小さく4~5㎝ぐらいの大きさでミドボンとガスシリンダーを直接接続するタイプでした。上についてるつまみは接続部分の気圧が上がってしまった時に作動する弁のようなものと書いてありました。

まずは本体に接続パーツを取り付けます。レンチなどを使ってしっかりと締めてください。
そして、詰め替え前のガスシリンダーの重さを計測します。

重さは約750gでした。だいたい二酸化炭素が410g入るとのことですので大体1160gぐらいになれば満タンの二酸化炭素が入ったと計算ができます。

このように接続パーツにガスシリンダーを接続したらミドボンのバルブをゆっくりとひねります。スーッという音がしてミドボンからソーダストリームのガスシリンダーに酸化炭素が流れる音がします。
しかしこれはすぐ止まってしまいます。色々調べてみるとガスシリンダーを冷凍してから詰め替え行うと二酸化炭素が入りやすいと書いてあり、これも試してみましたがやはりうまくいきません。

結果的には約70gの詰め替えができましたが正直まだまだ満タンには程遠いです。この時点で、何度も詰め替えを挑戦した結果の70gでしたので心折れてしまいました。
なぜうまくいかないのか調べてみると、ここ最近流通しているガスシリンダーは詰め替えができないようにバルブのようなものがついているということがわかりました。したがって、ミドボンから空気を送るだけではガスシリンダーには詰め替えすることができないことがわかりました。

写真のガスシリンダーの接続部中央の小さい丸い部分がバルブのようになっているということがわかりました。どうしたらうまく詰め替えができるのかずっと考えておりました。そして最終的にバルブを開けながら二酸化炭素を充填することができればいいのではないかということがわかり、ネットで商品探してみましたがなかなか見当たりませんでした。そしてついにたどり着きました。中国の通販です。正直不安でしたが、勢いで買ってみました。
これが正解。詰め替えできたパーツ

注文してから約1ヶ月後接続部品が届きました。この商品は中国で売られているのだと思います。商品の説明欄にもミドボンとガスシリンダーを接続し二酸化炭素を詰め替える方法が書いてありました。しかし不安でいっぱいです。価格は約1500円ですが送料の500円を合わせて2000円前後支払いました。

この接続パーツはガスシリンダー側とミドボン側で取り外すことができます。ガスシリンダー側のパーツの上部(写真奥側)にはバルブ開放つまみが付いており、そのつまみをひねることでガスシリンダーの中央部の小さい丸い部分を押し込みバルブを強制的に開くことができます。ただミドボンと接続する前にこのバルブ開放つまみを開いてしまうと二酸化炭素がどんどん漏れてしまうので接続してからバルブ開放つまみをひねります。

この写真のように接続パーツとガスシリンダーを接続します。接続部分はネジのようになっているのでしっかりと閉めます。あまりきつく締めすぎると外れなくなってしまいますのでほどほどにしてください。写真の左側の排気弁が付いていますこれは後でちゃんと仕事をしてくれます。
ガスシリンダーの詰め替え手順
まずは写真のようにすべてを接続します。ガスシリンダーは冷凍庫でしっかりと冷やすと詰め替えがスムーズです。

手順
①写真右(ガスシリンダー側)の銀色の排気弁を締めます。
②写真右上部(ガスシリンダー側)のバルブ開放つまみを開けます。
(このとき接続部内にガスシリンダー側から二酸化炭素が出てシュっという音がします)
③ミドボンのバルブを開きます。
(数ミリ動かすだけで大丈夫です。あまり早く開けるとミドボン側の安全弁が働き二酸化炭素が排出されなくなります。経験でどの程度開けばいいかは音で判断できるようになります。なので最初はほんととに少しだけ開いてください。)
④シューッという音がなり終わるまで待ちます。約1分くらい。
⑤これはいいのかわかりませんが、ミドボンをゆっくりと傾けて床と平行になるようにかつ、ガスシリンダーが下側になるように持ち上げることでさらにシューッと二酸化炭素が移動していきます。
(音がなくなるまで持ったままにしてください)
以上で詰め替えは完了です。今度は逆の手順でミドボンとガスシリンダーを外します。
手順
①ミドボンのバルブを締めます。
② 写真右上部(ガスシリンダー側)のバルブ開放つまみを締めます。
③ 写真右(ガスシリンダー側)の銀色の排気弁をゆっくりと開きます。
(シューッと音がなり終わるまで待ちます。音が鳴り止まない場合はミドボンかガスシリンダーのバルブが開いている可能性があります。よく確認してください。)

このようにしっかりと詰め替えが完了しました。既定値よりも少し多く入ってしまいました。これも経験で今どのくらい入ったかなどわかるようになってきます。
空の状態から満タンにするにはこの作業を2~3回繰り返します。ガスシリンダーはその都度、冷凍庫で冷やしてください。

詰め替え直後、いつものように使っていたところ、我が家のアールケの先端が白く固まっていました。最初はなんだかよくわかりませんでしたが、あとあとこれは炭酸水が凍ってしまったのだとわかりました。
その理由として既定値よりも多く二酸化炭素が入ってしまったので噴射される量も多くなったことが原因でした。使用には全く問題がありません。むしろ今までよりも強い炭酸を実感することができました。

この写真は参考程度に掲載します。左が成功したパーツ、右が失敗したパーツです。みなさんは間違ったものを買わないように気をつけてください。
私から伝えたいこと
まずコスパを考えるとかなり安くなります。
ざっと計算すると
ミドボンが5kgで3000円、ソーダストリームに詰め替えすると計算上だと約12本分は取れますが、実際は詰め替えの際にロスが出るので6本前後取ることができます。
ガスシリンダー1本で60リットル、6本で360リットル、360リットル3000円のため
1リットルあたり約8円で作ることができます。強炭酸の場合は約12円です。
通常のガスシリンダーで作ると1リットルあたり36円なのでその差は歴然ですね。
しかし詰め替えるのがなんと言っても面倒ではないですか?
毎回冷凍して、手順通りに詰めて、冷凍して・・・この手間を楽しめる方には詰め替えはコスパがいいですが、少しでも面倒と思ったら通常通りに取扱店で交換する方がおすすめです。
ガスシリンダーの予備を買っておけば心配はなくなります。

もし、なにか質問がありましたら、コメントか私のツイッター(@s_usefulgoods)にご連絡ください。ツイッターの方が返信早いです。
私のおすすめのソーダストリームはアールケというものです。
おしゃれだからこれにしました。みなさんもいかがでしょうか。

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